「サピックス」は、多くの有名難関中学の合格者を大勢送り出していることで有名な進学塾です。
サピックスでは中学受験のための指導法として、復習中心の学習法を重視しています。
サピックスの授業では、予習をしてくる必要はなく、その日に使う教材は当日の授業のはじめに配られます。
これは、入試がどんな内容か当日までわからないことと同じで、生徒たちにとってテキストの内容も、その日に初めて出会うものだからです。だから子供たちはわくわくし、知的好奇心が沸いてきて、授業に集中できるのです。
そして、「復習教材」を渡して、その日に学習したことを家庭で復習できるようにします。
この教材には、授業で学習した内容が自然に身につくように工夫されています。
「復習教材」の問題はやさしいものから難しいものや、発展問題や類似した問題など、さまざまな課題が盛り込まれています。
授業で学習したことを、自分の力だけで理解し解くことができるかを、家庭で確かめてみることはとても大切です。
サピックスは、家庭での自学自習が重要だと考えています。
そして、次の授業で「小テスト」を行い、家庭で復習したことが理解できているかを確認します。
まだ完璧に理解できてないところは、もう一度じっくり解説していきます。
教科によっては、3~5週間かけて1つの単元を、何度も繰り返して学習していくことになります。
また、同じ分野では学年が上がっても少し難しくなった形で、また繰り返して学習できるようになっています。
特に、受験で扱われる分野は丁寧に繰り返され、基本から応用をしっかり復習し、入試で必要とされる実戦力まで身につくようになるのです。
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数多くある学習塾から、我が子に最適と思われる塾を選ぶのは難しいですよね。
ここでは失敗しない塾選びのポイントを紹介します。
大手の塾の広告やパンフレットはキレイで清潔感あふれるイメージですね。
けれど重要なのはイメージではなく、その内容です。
塾の教育方針について、目的が明確に記されている方が信頼できると判断できます。
「志望校合格を目指す」「成績向上のため」など、まずは塾に通う目標をはっきりさせます。
その上で、その目標に合致する塾を選び、どのようなシステムを導入して目標を目指すのかその内容も確認する必要があります。
また、授業の時間割やコース、授業料の仕組みが分かりやすい塾の方がトラブルが起こりにくく安心ですね。
料金体系が分かりづらい、説明を求めても納得いく回答がもらえない・・・など引っかかる点があるのであれば、入会金や教材費の点も含め、妥協せずに根気よく説明を求めていく必要があるでしょう。
なかには前払いでまとめて授業料を納入させておいて、退塾しても返金しない儲け主義の塾もあります。
ご注意ください。
安心なのは、月払い、つまり月謝制の塾でしょう。
月謝制にしている塾は自信がある証拠ともいえるので、検討に値します。
そして、合格実績だけを見て塾を決めてはいけません。
大手の塾、チェーンの塾は生徒数が多いです。
ですので当然、合格者の人数も多くなります。
その上、その塾だけでなく、提携している塾の合格者まで掲載してしまう場合もあるので要注意です。
くれぐれも合格実績だけを指標にしないようお気をつけください。
通わせたい塾の的が絞れてきたら、申し込む前に無料の体験授業を受けることをお勧めします。
その場合、体験授業を受け持った講師が、実際に通塾後に担当する講師なのかどうかも大事なポイントです。
異なるようなら、せっかくの体験もあまり意味がないといえるでしょう。
子供自身の体験授業の感想をよく聞いた上で、望む条件を満たした塾が見つかれば決定して良いでしょう。
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