「食の好み」を変える

「濃い味」や「こってりしたもの」が好きな人、「甘いもの」に目がない人・・・。

高カロリー料理が好きな人にとって、それらを制限されるのは、とても辛いことですよね。

食べてはいけないとわかっていても、それまでの食生活で決まった味の好みは、簡単に変えることは難しいでしょう。

糖尿病治療において食事制限を行なうときは、食事の味付けや内容など2週間をめどとして、少しずつ変えていくそうです。

つまり、2週間かければ、さっぱりした味付けや油を減らした料理に、慣れることができるということです。

このような高カロリーの食べ物が好きな人が、ダイエットを始めようとするときは、まず2週間、食事の内容を自分で見直して、あっさりした味付けで低カロリーの食事を摂るようにしましょう。

また、調理の仕方を工夫することで、常にカロリーや油を減らすように心がけましょう。

ぜひこの期間に活用してもらいたいのが、カロリーブックと食べたものを書き残す日記帳です。

食べたものを日記につけることで、自分がその日に食べたものがよくわかります。

またそれと同時に、すべてを日記に書くことで、お菓子などの間食をしたくなったときに抑える効果もあります。

カロリーブックは、いつも何気なく食べていたものが、どれほど高カロリーだったのか気づかせてくれるので、食事を見直すのに役立ちます。

少しずつ薄味に慣れることで、食べものの好みを変えていくことが大事です。

ほとんど味付けをしなくても、素材の味だけで充分おいしい食べ物はたくさんあります。

それらを利用して、さらに自分で食べやすいように工夫して、楽しみながらダイエットできたらいいですね。

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ダイエットする「動機」が大切!

ダイエットに失敗してしまう人に共通の悩みといえば、「何回挑戦しても長続きしない、途中で諦めてしまう」といったことではないでしょうか。

いつも失敗に終わってしまうと「自分は意思が弱い」と自己嫌悪に陥ってしまうことも多いでしょう。

そのような人の場合、「意思が弱い」ことが理由なのではなく、そもそも「ダイエットをする目的」というのが明確でないのかもしれません。

思い出してみてください。

あなたはどうして「痩せよう!」と思ったのでしょうか?

鏡に写る自分の姿が醜く見えた、体型が原因で恋人にふられた、気に入った洋服が着られない・・・このような屈辱的な経験を通じて、ダイエットを思い立ったのではないですか?

そして挫折しそうになった時は、ぜひその時の気持ちを思い出してみてください。

そうすれば、きっと「やる気」が再び湧いてくると思いますよ。

また、どうしてダイエットを決意したのかを書いた紙を目につく場所に張り、それを目にするたびに初心を思い起こさせるのも有効な方法です。

ただ、もし紙に書こうとしても「何も思いつかない」という人は、そもそもダイエットを始めるに当たって「強力な動機」が存在しなかったのではないかと思われます。

それでは明確な目標を見いだせないので、どうしても途中で投げ出してしまいやすくなり、下手をするとリバウンドをしてしまって、元の体重より重くなってしまう可能性すらあります。

その場合は、「動機がはっきりしない」というのが「ダイエットに失敗する理由」ということになります。

当然、ダイエットが長続きするはずもありません。

まずは、「なぜ痩せたいのか?」それを明確にしておくこと。

これが成功に向けての大事な秘訣です。

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