危険な?「国立病院ダイエット」

「国立病院ダイエット」をご存じでしょうか?

これについていろいろと調べてみると、提唱者が不明で、多くの不可解な点も見つかったりします。

このダイエット法を試した人の体験談によると、2日間はなんとか我慢して乗り切ったようですが、3日目ぐらいから、血糖値が急激に下がったことによって、震えがでるなど体調を崩したそうです。

また、結果的に確かにやせたのですが、それ以上にやつれてしまって、決して美しくなったとは言えない姿だったそうです。

国立病院ダイエットは、デンマークにある国立病院で提唱されたという説や、肥満治療を行なっているアメリカのメイヨークリニックが提唱したという説があります。

しかし、提唱者は明確には誰なのか、はっきりとはわかっていません。

日本の国立病院でも、このダイエット法との関係を否定しています。

それでは、国立病院ダイエットとは、どのような内容なのでしょうか。

このダイエットを行なうのは2週間で、決められたメニューだけを食べ続けます。

それにより、体内組織に化学変化を起こし、太りにくい体質に変化していくそうです。

しかし、その主なメニューが、ゆで卵、ブラックコーヒー、グレープフルーツで、かなり栄養的に偏っています。

また、実際には、体内組織が化学変化を起こすことはあり得ないようです。

このように、このダイエット法は、かなり疑わしい方法だとわかります。

国立病院ダイエット以外にも、危険なダイエット方法はたくさんあります。

提唱者がわからなかったり、内容に不可解な点があったりするようなものは、実践しない方がよいでしょう。

体調を崩してからでは、せっかくの努力も意味がなくなってしまいますよ。

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ダイエットする「動機」が大切!

ダイエットに失敗してしまう人に共通の悩みといえば、「何回挑戦しても長続きしない、途中で諦めてしまう」といったことではないでしょうか。

いつも失敗に終わってしまうと「自分は意思が弱い」と自己嫌悪に陥ってしまうことも多いでしょう。

そのような人の場合、「意思が弱い」ことが理由なのではなく、そもそも「ダイエットをする目的」というのが明確でないのかもしれません。

思い出してみてください。

あなたはどうして「痩せよう!」と思ったのでしょうか?

鏡に写る自分の姿が醜く見えた、体型が原因で恋人にふられた、気に入った洋服が着られない・・・このような屈辱的な経験を通じて、ダイエットを思い立ったのではないですか?

そして挫折しそうになった時は、ぜひその時の気持ちを思い出してみてください。

そうすれば、きっと「やる気」が再び湧いてくると思いますよ。

また、どうしてダイエットを決意したのかを書いた紙を目につく場所に張り、それを目にするたびに初心を思い起こさせるのも有効な方法です。

ただ、もし紙に書こうとしても「何も思いつかない」という人は、そもそもダイエットを始めるに当たって「強力な動機」が存在しなかったのではないかと思われます。

それでは明確な目標を見いだせないので、どうしても途中で投げ出してしまいやすくなり、下手をするとリバウンドをしてしまって、元の体重より重くなってしまう可能性すらあります。

その場合は、「動機がはっきりしない」というのが「ダイエットに失敗する理由」ということになります。

当然、ダイエットが長続きするはずもありません。

まずは、「なぜ痩せたいのか?」それを明確にしておくこと。

これが成功に向けての大事な秘訣です。

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