「甘いもの」は敵ではない

まずは、ある人の「ダイエット失敗体験談」を紹介します。

ダイエットを始めるにあたり「毎日ウォーキングを欠かさない、一日3食バランスよく摂る、絶対に甘いものを食べない」と決め、我慢、我慢のダイエットを続けたそうです。

はじめの2カ月は順調でしたが、急に甘いものを食べたくなって、その欲求に耐えられなくなってしまいました。

その反動で、それまでバランス良く摂っていた食事では物足りなく感じ、毎回の食事で大量に食べるようになってしまいました。

それから、暴食を繰り返したことで、せっかくの成果も台無しになり、結局リバウンドしてしまったそうです。

この人は、ダイエットとストレスは、深く関係しているのだと痛感したそうです。

甘いものはダイエットには禁物だと思って、ダイエットをしている人は多いでしょう。

しかし、甘いものが大好きな人にとって、それを食べずにいるのは、かなりのストレスになるでしょう。

ストレスをためると、逆に毎回の食事を多く摂ってしまう危険性があります。

だから、「絶対に~」「必ず~」などの過酷な計画を立てるのではなくて、少しずつ気持ちを入れ替えるようにしましょう。

たとえば、甘いものを絶対に食べないのではなく、カロリー控えめのデザートにしてみたり、プレーンヨーグルトに果物入れたりするのも良いでしょう。

「1日~キロカロリー」と神経質になるよりも、食べ過ぎてしまったらその翌日はカロリーを控えるなど、長い目でみられるようにしましょう。

このように、短期間でダイエットを考えるのではなくて、長期間ゆっくり時間をかけて行なうことが最良の方法なのです。

また、それが習慣になってくれば、太りにくい体質に変わっていくでしょう。

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ダイエットする「動機」が大切!

ダイエットに失敗してしまう人に共通の悩みといえば、「何回挑戦しても長続きしない、途中で諦めてしまう」といったことではないでしょうか。

いつも失敗に終わってしまうと「自分は意思が弱い」と自己嫌悪に陥ってしまうことも多いでしょう。

そのような人の場合、「意思が弱い」ことが理由なのではなく、そもそも「ダイエットをする目的」というのが明確でないのかもしれません。

思い出してみてください。

あなたはどうして「痩せよう!」と思ったのでしょうか?

鏡に写る自分の姿が醜く見えた、体型が原因で恋人にふられた、気に入った洋服が着られない・・・このような屈辱的な経験を通じて、ダイエットを思い立ったのではないですか?

そして挫折しそうになった時は、ぜひその時の気持ちを思い出してみてください。

そうすれば、きっと「やる気」が再び湧いてくると思いますよ。

また、どうしてダイエットを決意したのかを書いた紙を目につく場所に張り、それを目にするたびに初心を思い起こさせるのも有効な方法です。

ただ、もし紙に書こうとしても「何も思いつかない」という人は、そもそもダイエットを始めるに当たって「強力な動機」が存在しなかったのではないかと思われます。

それでは明確な目標を見いだせないので、どうしても途中で投げ出してしまいやすくなり、下手をするとリバウンドをしてしまって、元の体重より重くなってしまう可能性すらあります。

その場合は、「動機がはっきりしない」というのが「ダイエットに失敗する理由」ということになります。

当然、ダイエットが長続きするはずもありません。

まずは、「なぜ痩せたいのか?」それを明確にしておくこと。

これが成功に向けての大事な秘訣です。

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