「薬物ダイエット」の危険

手っ取り早く体重を落としたい・・・という方にとって、「下剤」や「利尿剤」などを利用し、体内の老廃物を無理やり排出することで、体重を減らす方法は魅力的かもしれませんね。

確かに、体内の便や尿を外へ出してしまえば、一時的には体重が落ちるかもしれません。

しかし、これは脂肪が減ったとは言えないので、決してダイエットでやせたことにはなりません。

食生活や生活習慣が変わったわけではないので、このようにしてやせたとしても、あっという間にリバウンドしてしまいます。

さらに、下剤などによって腸が必要以上に刺激されて、うまく働かなくなってしまい、食事による栄養素をしっかりと吸収できなくなってしまうこともあるのです。

消化機能自体が正常に働かなくなってしまったら、健康的な体に戻すのも困難になってしまいます。

このように、下剤などを使ってやせる下剤ダイエットは、本当のダイエットとはいえません。

このような方法は、結果的に体を壊してしまうだけなので、決して行なわないようにしてください。

また、簡単にやせたいと考える人は、「やせる薬」を利用しようとする人も多いです。

アメリカについていうと、スーパーモデルが愛用しているという「やせる薬」が、数多く売られています。

その中には、食欲を抑えるタイプや、脂肪吸収を抑えるタイプなどがあります。

食欲を抑えるタイプは、飲み続けると副作用が現れることがあり、脂肪吸収を抑えるタイプは、激しい下痢になることが多いようです。

だから、このような薬を利用するには、医師の指示のもと服用しないと危険なのです。

ダイエットの成果がなかなか現れないと、すぐにやせられる方法がないかと、弱気になってしまうかもしれません。

しかし、そこでこのような薬を間違った方法で使ってしまったら、健康に害を起こすこととなり、それまでの努力は水の泡となってしまいます。

やはり、ダイエットは地道な努力によって、心も体も鍛えることが大切なのです。

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ダイエットする「動機」が大切!

ダイエットに失敗してしまう人に共通の悩みといえば、「何回挑戦しても長続きしない、途中で諦めてしまう」といったことではないでしょうか。

いつも失敗に終わってしまうと「自分は意思が弱い」と自己嫌悪に陥ってしまうことも多いでしょう。

そのような人の場合、「意思が弱い」ことが理由なのではなく、そもそも「ダイエットをする目的」というのが明確でないのかもしれません。

思い出してみてください。

あなたはどうして「痩せよう!」と思ったのでしょうか?

鏡に写る自分の姿が醜く見えた、体型が原因で恋人にふられた、気に入った洋服が着られない・・・このような屈辱的な経験を通じて、ダイエットを思い立ったのではないですか?

そして挫折しそうになった時は、ぜひその時の気持ちを思い出してみてください。

そうすれば、きっと「やる気」が再び湧いてくると思いますよ。

また、どうしてダイエットを決意したのかを書いた紙を目につく場所に張り、それを目にするたびに初心を思い起こさせるのも有効な方法です。

ただ、もし紙に書こうとしても「何も思いつかない」という人は、そもそもダイエットを始めるに当たって「強力な動機」が存在しなかったのではないかと思われます。

それでは明確な目標を見いだせないので、どうしても途中で投げ出してしまいやすくなり、下手をするとリバウンドをしてしまって、元の体重より重くなってしまう可能性すらあります。

その場合は、「動機がはっきりしない」というのが「ダイエットに失敗する理由」ということになります。

当然、ダイエットが長続きするはずもありません。

まずは、「なぜ痩せたいのか?」それを明確にしておくこと。

これが成功に向けての大事な秘訣です。

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