~ フォークリフトについて ~ 50周年を迎えた日産のフォークリフト
「日産」といえば国内の自動車メーカーとしてはトップクラスのシェアを誇る会社です。
知らない人はいないといっていいでしょう。
そんな日産自動車ですが、フォークリフトの製造・販売も行っているということを皆さんは知っていましたか?
もしかすると知っている人はそれほどいないのではないでしょうか。
日産のフォークリフトの歴史は実はとても長く、フォークリフトの製造販売を始めてから2007年で50周年を迎えるのだそうです。
日産のフォークリフトの歴史の始まりは初代スカイラインが発売された1957年。
日産戸塚工場にて第一号車が発売されました。
65年にはアメリカに輸出も開始され、また、71年に日産初のバッテリータイプのフォークリフト(FBシリーズ)が、73年には初のリーチ車(FBRシリーズがそれぞれ発売されました。
そして、75年には日産自動車村山工場において内製生産が開始され、開発・製造・販売が一元化されます。
その後も、アメリカやスペインにて現地生産を始めるなど、着実に海外戦略を進めていき、また、88年のMO1/MO2、03年以降のアグレスシリーズなど次々に新型を発売しています。
日産のフォークリフトの特徴はアグレスを例にみてみると、高い性能とローコストの実現はもちろんのこと、安心装備の充実や、環境への配慮もバッチリなされている点でしょうね。
意外に長い日産のフォークリフトの歴史。
今後もその歴史は着々と築きあげられていくことでしょう。
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「フォークリフト」という名称はご存じでしょうが、実際いつどんなふうに使う乗り物なのかはっきりとは説明できない人も多いかもしれませんね。
フォークリフトは荷物を運搬する時に使う「特殊自動車」です。
使われている場所は「倉庫」「港湾」「貨物駅の構内」などが多く、荷役作業に利用されています。
次にフォークリフトの形ですが、前方には「フォーク」と呼ばれるツメがあります。
そしてそのツメを荷物の下に、もしくはパレットに差し込みます。
差し込んだら持ち上げて移動し、目的の場所で下します。
前方の視界をしっかり確保する必要があるので、座席の位置はかなり高めに作られています。
また、普通の車とは違い「後輪操舵」です。
そのためハンドルの旋回方向や車両の動き方も異なるので、運転にはコツがいります。
運転する時は、基本的に後退走行をします。
積荷が小さければ前方の視界が確保できるので前進走行が可能ですが、それでも作業所によっては「前進禁止」と規定を定めているところもあります。
日本国内の構内でフォークリフト作業をするためには、資格が必要です。
技能講習、および特別教育を含むフォークリフト操縦者の資格です。
ちなみに資格を持っている人でも「公道」は走ってはいけないことになっていますが、積荷がない時は可能です。
ただしいくら積荷がなくても普通運転免許を所持していなければ、当然、無免許運転とみなされます。
ご注意くださいね。
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