~ フォークリフトについて ~ フォークリフトのタイヤの種類と特徴
フォークリフトに用いられているタイヤの種類についてです。
大きく分類すると、「空気入りタイヤ」と「ノーパンクタイヤ」に分かれます。
どちらのタイヤとも使用することによるメリット・デメリットというものがやはりありますね。
まず、空気入れタイヤのメリットとしては、値段が比較的安いことでしょうか。
また、乗り心地が良く、仮に溝が減ってしまっても悪路に対応できる点もメリットといえるでしょう。
反面、デメリットとしてはパンクした際にリフトを止めなくてはいけない点、また、パンクの状態によって途中でタイヤが使用できなくなることがあるところでしょうかね。
これらを踏まえて推奨する使用条件や場所は、ずばり「高速走行」「悪路」「移動距離が長い」「林業」などでしょうね。
次にノーパンクタイヤのメリットデメリットについてです。
メリットとしましては、まずは名前の通りパンクをしないことですね。
ゆえにロングライフが可能なわけですね。
あとは、白、緑、黄などのカラータイヤがあり、床の汚れを目立たなくする効果もありますね。
デメリットは、値段がやや高価な点でしょうか。
また、乗り心地があまりよろしくなく、燃費も悪いです。
溝が減るとスリップしやすい点もマイナスですかね。
そんなノーパンクタイヤの推奨する使用条件や場所は、「低速走行」「良路」「移動距離が短い」「食品工場」「スクラップ屋」などでしょう。
これらタイヤ毎の長所短所を把握して、フォークリフトの用途に応じたタイヤを選んでいきたいところですね。
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「フォークリフト」という名称はご存じでしょうが、実際いつどんなふうに使う乗り物なのかはっきりとは説明できない人も多いかもしれませんね。
フォークリフトは荷物を運搬する時に使う「特殊自動車」です。
使われている場所は「倉庫」「港湾」「貨物駅の構内」などが多く、荷役作業に利用されています。
次にフォークリフトの形ですが、前方には「フォーク」と呼ばれるツメがあります。
そしてそのツメを荷物の下に、もしくはパレットに差し込みます。
差し込んだら持ち上げて移動し、目的の場所で下します。
前方の視界をしっかり確保する必要があるので、座席の位置はかなり高めに作られています。
また、普通の車とは違い「後輪操舵」です。
そのためハンドルの旋回方向や車両の動き方も異なるので、運転にはコツがいります。
運転する時は、基本的に後退走行をします。
積荷が小さければ前方の視界が確保できるので前進走行が可能ですが、それでも作業所によっては「前進禁止」と規定を定めているところもあります。
日本国内の構内でフォークリフト作業をするためには、資格が必要です。
技能講習、および特別教育を含むフォークリフト操縦者の資格です。
ちなみに資格を持っている人でも「公道」は走ってはいけないことになっていますが、積荷がない時は可能です。
ただしいくら積荷がなくても普通運転免許を所持していなければ、当然、無免許運転とみなされます。
ご注意くださいね。
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