~ フォークリフトについて ~ フォークリフトの工作セットについて
乗り物のプラモデルといえば、自動車や船などが代表的でしょうか。
あまり一般的でないかもしれませんが、フォークリフトのプラモデルもあります。
それが、タミヤ社から発売されている「楽しい工作シリーズ」のフォークリフト工作セットですね。
プラモデル感覚で作れる工作キットですが、工作キットと侮るなかれ、外観はなかなかリアルですしかなり本格的なんです。
というのもフォークを上下動させることができるのはもちろんのこと、前後に進むことや左右の旋回だってリモコンボックスで自由自在なんですよ。
さらにフォークは100g程度の荷物なら最大で20cmほど持ち上げて運ぶことだってできるのです。
これにより遊びの幅も広がるのではないでしょうかね。
この辺は実車そのままの動きなんでなかなか楽しいです。
車体やシートは樹脂製で、フォークやマストは頑丈な金属製なので質感も十分です。
また、組み立てはねじ止めとハメ込みですので、誰でも手軽に取り組めるのもいいですね。
走行用やフォークの上下用ギヤボックス、3チャンネルリモコンボックスは組み立て式で、スティックを放せば停止位置に戻るセルフニュートラル式です。
モーターは130サイズなのでミニ四駆などと同じモーターかと思います。
完成時の車体は全長215mm、幅105mm、高さ207mm、フォークの最高点207mmとなっています。
意外に本格的というのは伝わりましたでしょうかね。
お値段も3000円程度とお手頃ですし、お子さんがいる方にはプレゼントなどにも重宝すると思いますよ。
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「フォークリフト」という名称はご存じでしょうが、実際いつどんなふうに使う乗り物なのかはっきりとは説明できない人も多いかもしれませんね。
フォークリフトは荷物を運搬する時に使う「特殊自動車」です。
使われている場所は「倉庫」「港湾」「貨物駅の構内」などが多く、荷役作業に利用されています。
次にフォークリフトの形ですが、前方には「フォーク」と呼ばれるツメがあります。
そしてそのツメを荷物の下に、もしくはパレットに差し込みます。
差し込んだら持ち上げて移動し、目的の場所で下します。
前方の視界をしっかり確保する必要があるので、座席の位置はかなり高めに作られています。
また、普通の車とは違い「後輪操舵」です。
そのためハンドルの旋回方向や車両の動き方も異なるので、運転にはコツがいります。
運転する時は、基本的に後退走行をします。
積荷が小さければ前方の視界が確保できるので前進走行が可能ですが、それでも作業所によっては「前進禁止」と規定を定めているところもあります。
日本国内の構内でフォークリフト作業をするためには、資格が必要です。
技能講習、および特別教育を含むフォークリフト操縦者の資格です。
ちなみに資格を持っている人でも「公道」は走ってはいけないことになっていますが、積荷がない時は可能です。
ただしいくら積荷がなくても普通運転免許を所持していなければ、当然、無免許運転とみなされます。
ご注意くださいね。
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