子供の学習のためには「家庭教師」を頼んで家で勉強させた方がいいのか?
それとも塾や予備校に通わせた方がいいのか?
迷ってしまうと思います。
そこで、家庭教師と塾や予備校との比較をしてみます。
まず、家庭教師は子供と先生が1対1で行なうので、子供にあわせて指導してもらえます。
病気などで休んでも、振り替え授業をしてくれるのがメリットです。
また、家庭教師は学校の教科書やテキストはもちろんのこと、通信学習の添削などもしてくれます。
さらに、勉強以外のことについても、質問に答えることができます。
家庭教師は、子供にとってとても親密に感じることができると思います。
それに対して塾や予備校は、1人の先生に対して生徒が複数です。
そのため、集団指導の場合、先生は完全には生徒全員のことを把握できないこともあります。
また塾では、その塾で使用しているテキストや、学校の教科書以外の質問はしにくいかもしれません。
塾や予備校の先生は、少し距離があるように感じる子供もいます。
しかし最近では、このようなことにならないように個別指導の塾も多くなってきています。
次に授業料のことですが、家庭教師の方が当然高くなります。
これは、1対1で行なう指導なので、やむを得ないのです。
一方、塾や予備校は、家庭教師と比べるとかなり安いでしょう。
しかし、受講回数を多くとったりすると、1ヶ月あたりでは授業料はそれほど変わらない場合もあります。
最後に先生についてですが、家庭教師は、生徒の状況にあわせて指導内容や計画を決定していきます。
だから、生徒が先生とあまり相性が合わなかったり、先生が苦手な分野を指導する場合は、しっかりと指導ができなくなってしまいます。
しかし、そのような場合は先生の交代が簡単にできます。
そのため、相性のあった先生と出会えた時は、かなり大きな効果が現れると思います。
塾や予備校では、ある程度決まっている指導方法とカリキュラムのマニュアルがあります。
先生はそのマニュアルに基づいて指導するので、どの先生でも平均的に優れた授業ができるのです。
このように、家庭教師と塾や予備校のどちらも長所・短所があるので、よく考えてあなたの子供さんに最適な学習方法を見つけてください。
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数多くある学習塾から、我が子に最適と思われる塾を選ぶのは難しいですよね。
ここでは失敗しない塾選びのポイントを紹介します。
大手の塾の広告やパンフレットはキレイで清潔感あふれるイメージですね。
けれど重要なのはイメージではなく、その内容です。
塾の教育方針について、目的が明確に記されている方が信頼できると判断できます。
「志望校合格を目指す」「成績向上のため」など、まずは塾に通う目標をはっきりさせます。
その上で、その目標に合致する塾を選び、どのようなシステムを導入して目標を目指すのかその内容も確認する必要があります。
また、授業の時間割やコース、授業料の仕組みが分かりやすい塾の方がトラブルが起こりにくく安心ですね。
料金体系が分かりづらい、説明を求めても納得いく回答がもらえない・・・など引っかかる点があるのであれば、入会金や教材費の点も含め、妥協せずに根気よく説明を求めていく必要があるでしょう。
なかには前払いでまとめて授業料を納入させておいて、退塾しても返金しない儲け主義の塾もあります。
ご注意ください。
安心なのは、月払い、つまり月謝制の塾でしょう。
月謝制にしている塾は自信がある証拠ともいえるので、検討に値します。
そして、合格実績だけを見て塾を決めてはいけません。
大手の塾、チェーンの塾は生徒数が多いです。
ですので当然、合格者の人数も多くなります。
その上、その塾だけでなく、提携している塾の合格者まで掲載してしまう場合もあるので要注意です。
くれぐれも合格実績だけを指標にしないようお気をつけください。
通わせたい塾の的が絞れてきたら、申し込む前に無料の体験授業を受けることをお勧めします。
その場合、体験授業を受け持った講師が、実際に通塾後に担当する講師なのかどうかも大事なポイントです。
異なるようなら、せっかくの体験もあまり意味がないといえるでしょう。
子供自身の体験授業の感想をよく聞いた上で、望む条件を満たした塾が見つかれば決定して良いでしょう。
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